スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ハレルヤ下北沢

20080831164912
やっと出た太陽。

いいねぇ、お日様は。

昨夜は呑んで歌って、実に楽しかったなぁ。

豪雨にさらされながらも、クリームソーダの不良たちが集った、素敵な結婚パーティーだった。

一夜明け、良く晴れた“下北沢”の空の下を歩いている。

俺が初めてこの街を訪れたのは二十歳の時。

ライブハウスもなく、こ汚い飲み屋と個人商店の雑貨や服屋が立ち並ぶ、薄汚れた街だった。

しかし、その好き勝手やっている路地商売感覚が、しっくりハマった。

もともと“ショーケン(萩原健一)”の“傷だらけの天使”に憧れて上京した俺には、下北沢は堕天使たちの隠れ家に見えたのだ。

小さな劇場と闇市のマーケットがあるだけなのだが、不思議な地力があった。

アクの強い人間たちが集まっては、火が着くほどに擦れあっていた。

あの頃、バイト行こうとして、なぜか下北沢をウロついていたり…

でも、それだけで“元気”になれた。

そんな不思議なエネルギーに満ちていた。

今じゃライブハウスやらクラブが乱立し、駅前にはチェーン店舗が立ち並ぶ、どこにでもある普通の街になっちまった。

あの、ムセ返るように人間臭い堕天使たちは、どこへ消えてしまったのか?

だけどな、こんな所で良ければ、いつでも来てくれよ。

俺がいるぜ。

良く晴れた下北沢の空の下で…
スポンサーサイト

バンダバソッティー

20080830215235
雨、降りすぎだわ。
これから、仲間の結婚式。

嵐の結婚式です。

なかなかオツな門出じゃないの!

んで、

昨日話してた、イタリアのバンド“バンダバソッティー”について語ろう。

奴らとは、一緒に田植えもやった仲だ。

基本は“スカ”で、ホーンの入った、マジ“JACK KNIFE”みたいなバンド。

イタリア、特にローマでは英雄的存在なのだ。

リーダーのシガロはもう60近い。

何しろ陽気で屈託ない。

イタリアには、日本のライブハウスみたいなモノがない。

体育館みたいな所に、粗末な機材を並べて公演する。

あとは、野外だ。

照明なんて、ほぼ無いに等しい。

それでも、どこ行っても、万単位で人が来る。

一度、ライブ中に電源がぶっ飛んだ時があった。

真っ暗である。

それでも、奴らは演奏を止めない。

客も大騒ぎ。

まったく、目からウロコだ。

奴らにはロックの原点とも言うべき姿勢がある。

パンクとしての反逆精神が生き生きと宿っている。

国は違えども、根底に流れてる血は同じなのだ!

世界にはこんな奴らが沢山いて、国境を越えたネットワークを作り上げてるのだ!

CIAO!

ラテンの風

20080829174049
ここ何年かは俺の中に“ラテンの風”が吹いている。

去年、イタリアの親友たちのバンド“バンダバソッティー”とヨーロッパをツアーしてから、拍車がかかったのだが。

なんか英語がしっくりこない。

ラテンの人間味溢れるアクセントと音楽、いや、ラテン人そのものが好きなのだろう。

その中でも“LILA DOWNS(リラダウンス)”

メキシコの女性シンガー。

映画“フリーダ”のサントラでご存知の方も多いだろう。

アルバム“LA CANTINA”で、初めて聴いた彼女の声に、涙が流れた。

“唄”とは、コレほどまでに深いモノなのか。

生き別れになった母親と、やっと再会できたような、強烈な母性とも言うべき“愛”を感じた。

なんて言ってるうちに、また出かけたくなった。

メキシコがいいな…

行きてぇ。

BULL BLOOD

20080828190117
チベタンスカルのシルバージュエリー。

“BULL BLOOD”

旅に出るときは必ず身につける最強の御守りです。

今年は過酷な旅故に網紐の先端部が引きちぎれてしまったので、直してもらいました。

スカルもピカピカになって戻ってきたのです。

ありがたや。

験(げん)をかつぐのは趣味じゃないが、コレだけは外さない。

運は衰えるどころか、強まるばかりだ!

その辺で野垂れ死んでも、サングラスとこのスカルがあれば“俺”と判る。

“俺”証し。

“BULL BLOOD”

百姓ネットワーク

20080827170935
国際農業愚連隊・勇気無能役集団

“百姓一気!”結成。

決して怖くありません。

夕べはちと飲み過ぎたな。

アタマ痛てぇ。

久し振りに“豆富(豆腐)”の仕込みをやる。

原料の大豆は、今回の旅中、仙台ライブにも来てくれた、宮城は登米の素晴らしき大豆農園“N.O.A”の高橋さんが育てた有機大豆。

この人もパンクな百姓です。

こうして、日本中の旅で巡り会った百姓たちと繋がっているのだ!

今日も旨い禅菜(俺たちの仲間が作る無農薬野菜)が、下北沢に運ばれてくるのです。

なんて幸せな事だ。

百姓パンク!

20080826142016
可愛い“空米(くうべえ)”の子どもたち…

下北沢スロウダイニング“TIBET TIBET”で“オビラジ”の撮影がありやした。

しかし雨、雨、雨…

ウンザリするね。

百姓は大変だよな。

気象には逆らえない。

俺たちがやってる田んぼ作業なんて、まだまだ趣味の領域だよ。

有難う、百姓たちよ!

あぁ、カッコいい百姓になりたい。

土くれのような“百姓パンク”になりたい。

食料自給率39%を100%にしたい!

世界を変えるなら“鍬(クワ)”を持て!

全人類、1日2時間“農作業”を義務付けろ!

サラリーマンも1日2時間、ネクタイ頭に巻いて、農作業。

街には“公園”ではなく“畑”を作れ!

そうすりゃ、温暖化なんてすっ飛ぶぜ!

雨に負けるな、百姓たちよ!

雨に倒れるな、我が“空田”の稲たちよ!

ツアー画像アップ!

20080825153859
嫌な雨が降り続く。

空田(くうでん)の稲たちが心配だ。

水が入りすぎると、稲刈りも足を取られて難儀する。

稲刈りは9月8日。

さて…

お待たせしました!

ホームページにツアー画像アップしました。

全部ではありませんが、アップです。

今後、少しずつ更新していきます。

よろしく、ご覧あれ。

www.you-waki.com

空田

20080824172227
我らが田んぼ、流山“空田”の米“空米”たちは、見事に穂を傾げて、ギュギュッと実っていました。

豊作間違いなし。

恐らくは過去の出来高記録を打ち破ることでしょう。

“空田”を取り囲む景色も、雨露が蒸気して、幻想的でした。

肝心の作業の草刈、あっという間に終了しやした。

アンチ、マロ、うしく先生、西…

誇らしき“田んぼプレイヤー”

それぞれに俺の留守中“空田”を守ってくれた勇者たち。

さすが、手慣れた調子で、パパパッと、作業をこなしてくれました。

草刈り終了後は、田んぼプレイヤーへの慰安を兼ねて“ラーメン・ビール”

呑むも呑んだり、生ジョッキ“39”杯!

シェーッ!!

ま、いいか。

みんな本当に良くやってくれた。

散々呑んで、帰りの電車内では、グッタリ、死んだように寝ました。

稲刈りが待ち遠しい。

今年の稲刈りは9月8日(月曜日)だよ。

全員集合!

もうすぐ“空田”

20080824091823
千代田線で柏まで行き、東武野田線で江戸川台に向かってます。

もう直ぐ千葉は流山の田んぼ“空田”にたどり着く。

旅立って3ヶ月、田植えから3ヶ月半振りの田んぼ作業です。

あいにくの天気だが、暑くもなく、作業には程よいかもしれない。

楽しみだ。

武道かスポーツか!?

20080823171824
さぶっーいっ!

夏っ!

夏は!?

蝉も固まってしまった。

オリンピックで“柔道”を見ていて気が付いた…
と言うより、みんな思っているだろう。

“柔道”が危ない!

オリンピックにおいて“武道”としての“柔道”など、もはや存在しない。

スポーツ、いや、ありゃ“レスリング”だ。

なんだか“らしさ”を失ってるよな。

“武道”を捨て“SPORTS JUDO”を取るか!?

正直良く判らんが、スッキリしない事が多い。

“相撲”も似たような状況かな…

まだ、オリンピックの種目になっていないだけ、マシか。

実際、オリンピックって、競技種目が多すぎる気がする。

オリンピックと言う特殊な体質上、ルールの見直しは、時代と共にあって然るべきだろう。

しかし“武道”としての“柔道”が、それに耐えられるのか…

なんだか、かなりボヤけた感じだ。

っつーか、野球外すなよ!

みんなでホームレス。

20080822200439
あまりに涼しい風が吹くので、ペントハウス屋上で打ってます。

昼間、テレビで大阪は“あいりん地区”の番組を特集していた。

“あいりん地区”

大阪西成区の“釜ヶ崎”とも呼ばれる所。

日本最大の“ドヤ街”

元々は、高度成長期に、都市の労働力不足を補うため、日本中から“労働力”がかき集められた。

その出稼ぎ労働者のコミュニティータウンとして発展した地域。

時代とともに労働力の需要も減り、仕事を失い、故郷へ帰るキッカケさえも無くした人々が、肩を寄せ合い暮らしている。

今では高齢化が進み、毎日のように路上で誰かが死んでいくのだ。

俺は思う。

日本の土台となり、骨肉を削り働いてきた彼らには、立派な温泉付きの“施設”にでも入っていただき、身体を癒してもらおう。

その代わり、夢を抱いた“若者”に“ホームレス”して頂こう。

なぜなら、せっかく働いてゲットした金を、家賃や生活費に全部持っていかれてしまってるような“現実”

バカらしくないか!?

最近は“ワーキングプア”とか言うらしいが、そんなモン“意識”一つで変えられるぜ。

若いうちは家なんか無くてイイじゃん。

稼いだ金をジャンジャン、遊んで使ったらイイ。

東京に居たら、マジ、アホみたいな生き方してる奴ら沢山いる。

夢を抱いて上京したのはいいが、毎日の生活に追われ、身も心もボロボロになって帰って行く奴ら。

社会の“奴隷”になっちまってる。

イイ思いしてるのは不動産屋と大家だけだって。

そんなら、いっそ“ホームレス”でイイじゃん!

ひと月稼げば、東南アジアあたり、ひと月旅出来るじゃん。

自分の金はトコトン自分の為に使えよ。

そしてその経験を生かし、イザと言うとき人生に勝負かければイイのさ。

ある意味、生き方の解放だな。

そう言う価値観を持った連中が増えれば、必ず世の中変わるよ。

それが俺の考え。

一度、精神生活見直してみようぜ。

下北沢ライブ観戦。

20080821230052
騒動の渋谷のサルが通ってきたと言われている“井の頭線”線路。

さて…

店によく来てくれる“田中一郎(元ARB)”さんがサポートしている、ユニットのライブを見に行った。

小柄な女性ボーカルの、パンチの効いたライブだったよ。

たまにはこうしてライブを観戦するのも、オツなものです。

“ARB”はカバーしまくったな。

俺が人生の中でカバーしたのは“ARB”と“ジョニーサンダース”のみですわ。

上京したばかりの頃は、川崎に住んでいた。

バイト帰り、多摩川の河原で“ARB”を、夜が更けるまで、マジ死ぬほど歌っていた俺…

それこそ、雨でも雪でも歌っていた。

歌っていないと、孤独で押し潰されちまいそうだったから。

忘れられない。

あの時、河原で弾き叫んでいた“歌”は、俺の血肉となり、細胞の奥の奥まで染み込んでいる。

“真っ黒くろすけ”

20080821142635
自宅です。

ウソ。

店のトイレが故障したので、パーツを買いに近所の水道器具店までお使いに。

帰り道の“駒場公園”には、こんなモダンな建物があるのです。

それにしても“蝉”多すぎ。

大木が日差しを遮り、公園の中は人陰もなく不気味だ。

妖怪が出そう。

そう言えば、今回のツアー中に“唐津”で“真っ黒くろすけ”を見たぞ!

唐津で世話になった矢野鴻太郎の実家(陶芸家の家で、これがまた趣のある家屋)で、寝る間際にハッキリ見た。

古い椅子の上を這いずるように“真っ黒”な物体が、ずり落ちながら移動した。

「ズルッ」と言う音も聴いた。

何か小さな黒いモノが、密集して巨大な海苔のように固まって動いた。

あれは紛れもなく“真っ黒くろすけ”だ。

ううっ、ちと怖くなった。

帰ろう…

ツアー画像よ!

20080820205931
ゲリラ豪雨が下北沢を襲った。

そそる名前だが、頻繁には困るねえ。

ツアー画像を整理して、和気優ホームページにアップするところです。

2~3日中にはアップ出来ると思います。

自ら更新する為、時間がかかりますよ。
何はともあれ、
日本全国の旅友よ、ご覧あれあれ。

www.you-waki.com

もう少しね。

俺印不良品

20080820164634
下北沢スロウダイニング“TIBET TIBET”

和気優“狂い咲きの詩2008”コーナー。

“俺印不良品”

我が、旅の縮図ここにあり。

旅で持ち帰った物産がここに陳列されているのだ。

地酒あり、つまみあり、ゆるキャラあり、掲載された新聞のスクラップあり…

一度ご覧あれ。

今後、旅写真なども増やす予定であります。

乞うご期待。

“バットマン”

20080819211558
Lotus cafeの女神“タラ菩薩”

“バットマン”を観に行った。

“ダークナイト”

面白かったな。

ああ言うアメコミ系の中では、ダントツに好きだった。

ガキの頃、バットマンモービルのミニカーを持っていた。

マフラー部から火花が出るヤツで超カッコいい!

それから“ティムバートン”がバットマンを復活させた。

そん時の相手が“ジョーカー”だったが、今回はその“ジョーカー”がメインだ。

その“ジョーカー”シビれたね。

前回は“ジャックニコルソン”だったが、そのジョーカーのフィルムノワール的要素を多分に含みながらも、完全に徹底的にイカれてた。

俺、映画好きなんだよな。

昔は良く“フェリーニ”とか“ゴダール”“テオアンゲロプロス”などのヨーロッパ映画を観てた。

最近は考えるのが面倒なので、楽しめる映画ばかり観てる。
次は、レッドクリフが楽しみだな。

三国志が俺ブームだからな。

次は俺が撮るぜ。

タイトルは“金属バットマン”

Yeah!

アリとキリギリス

20080819160234

アリは夏の間、働きずくめ。
キリギリスは夏に楽しみ放題。

アリは冬に、蓄えた食料と暖かな家で越冬。

キリギリスは冬に、凍えて飢えて…

お決まりの“働きもの”と“怠け者”の物語です。

どちらが理想ですか?

俺は当然“キリギリス”だね。

歌い続けるキリギリスだよね。

バイクに乗ったキリギリスだよね。

土砂降りでも走るぜ。

アリさんに助けは求めないぜ。

米も作る“キリギリス”だぜ。

アリはアブラ虫を運んでくる“無農薬野菜”の天敵だぜ!

その辺で野垂れ死んでも、悔いはないキリギリスだぜ。

たまに満月を見ながら鳴(泣)いたりもするぜ。

求愛は、年中無休なの。

いつも一匹(ひとり)さ。
意味なく群れたりしないぜ。

そんなキリギリスに俺は、ナリタイ。

消えた!?“大阪五輪”

20080818181025

酔っ払って、朝帰りの“空”

雲の中にサングラスの“俺”がいる!?

ひとまず…

北京オリンピックの最中、話題は2016年東京オリンピック招致。

1964年の東京五輪生まれの俺には、マサカの不気味な計画に感じてならない。

だって実現してしまったら「俺は東京オリンピック生まれっ」って言いづらくなるじゃん!

何より“大阪五輪”に期待していた俺には残念な招致だ。

あぁ、夢の大阪オリンピックよ!

“お笑い、たこ焼き、タイガース”etc…

この思いに共感してくれる同胞は多いはず。

大阪なら、世界でも類を見ない“五輪ワールド”が繰り広げられるはず。

通天閣を彩る五つの輪。

マスコットは勿論“くいだおれ太郎”

“二郎”もいるよ!

お笑いで繋ぐ“聖火リレー”

“ジミー大西”デザインのメインスタジアム。

考えただけで、顔がほころぶ。

是非、もう一度、考え直してはもらえないだろうか?

いつの日か再考してくれ…
“なにわ五輪”

メインスポンサーは“激安スーパー玉出”かな!?

“カゴの鳥”を語る。

20080817201651

和気優デビューアルバム“ある晴れた空の下”

自ら曲解説シリーズ。

ラストは“カゴの鳥”

写真は“秋田刑務所”現在の壁。

“カゴの鳥”については、散々語ってきたので、今日は“もう一つのカゴの鳥物語”を解説しよう。

15歳の夏の終わり。

俺は初めて親父の入っている刑務所“秋田刑務所”へ面会に行った。

歌の中では“列車”になっているが、実は“車”に乗って行ったんだ。

親父の弟、つまり叔父さんの車に乗って。

叔父さんの名前。
“カヅオちゃん”と呼んでいる。
今でも。

その以前はピストルのような“ヤクザ”中の“ヤクザ”だった。

容姿は“猿”

胸に“大統領”と入れ墨が入っている。

しかし、その上から無理やり墨を刺しているお陰で、何がなんだか、ワケ判らん具合になってる。

“カヅオちゃん”は、俺の親父代わりだった。

実際、情に深く明るいので、若手に人気がある。

親父とはまったく逆の性格の持ち主。

10代の俺を語るに、この“カヅオちゃん”抜きには語れない。

ブチ切れそうな俺の衝動を、体ごと受け止めてくれたのが“カズオちゃん”だった。

当時、俺とカズオちゃん、たまに会うと酒を呑んでは殴り合ってばかりいた。

法事や盆では、親戚が集まる所へ出向いて、二人でいつもタッグを組み、親戚巻き込んでの大乱闘を巻き起こしていた。

カズオちゃんが大好きだった。

長兄である親父を一番心配していたのも“カヅオちゃん”だった。

その“カヅオちゃん”の車に乗って。

俺とお袋、3人で。

東北自動車道から盛岡、雫石を経て秋田へ向かった。

あの明るいカヅオちゃんも、俺たちに気を使ってか、寡黙にハンドルを握っていた。

ラジオからは、夏の甲子園実況が空虚に流れている。

秋田刑務所にたどり着き、面会の手続きをするため窓口へ。

面会のリストにカヅオちゃんの名前を入れようとすると…
「俺は外で待ってら」

一番会いたかったろうに。

そう言う人なのだ。

俺なんか、別に会わなくたってイイのに。

そう思っていた。

その時までは…

そして面会。

その一瞬に、その夏に…

俺は目が覚めた。

親父が背中を向けて出ていこうとした時に、初めて気がついた。

この人は、親父は、あと10年、ここにいるのか…

その気の遠くなる時間の重さを目の当たりにしたとき、
「これじゃ、マズい」

このままじゃ、俺もお袋も親父も、紙クズのように、落ちぶれて死んでいくだけだ…

じゃあ、どうする!?

俺だ…

俺が何とかしなきゃあ。

俺はプレッシャーで死んでしまいそうだった。

陽が傾き、夕暮れの帰り道、車の中。

俺はずっと泣いていた。
バカみたいに、声をあげて泣いていた。

カズオちゃんは、ただ黙ってハンドルを握っていた。

ラジオからは、相変わらず甲子園の実況が流れていた。

俺は泣きつかれて眠った。

しかし、密かに、ココロに誓い、眠った。

「高校へ行こう…」

長く遠い1日は終わった。

だが、本当に永く遠い道のりは、この日から始まったんだ。

俺と親父。
二つの“カゴの鳥”は、遥か遠くを見つめながら、歩き始めた。

未熟な羽を広げて…

ありがとう、カズオちゃん。

秋!?

20080817141021

霧雨の“WORLD WIDE CONNECTION ビル”

突然、夏が終わったような秋の気配。

んーっ…

迂闊だったな。

不意をつかれたような。
まだ何かやり残しているような。

そうだ、田んぼに行かなくちゃ。

我らが希望農場“空田(くうでん/千葉県流山)”に。

思い起こせば5月。
田植えを済ませて直ぐに、俺は旅だった。

苗は、和気優の旅と共に空田に根を下ろし、たくましく成長。
無事に旅を終えた今、成熟の時を迎え、大きく穂を垂れているハズなのだ。

つまり、我が旅の“思いとチカラ”がギッシリと詰まった米(空米)を実らせているに違いないのだ。

早く行って、その成長ぶりを見てみてーっ!

超みてーっ!

銀次郎と一緒に。
プロフィール

和気優

Author:和気優
バイクに跨りギターを背負って、日本中の少年院
を“生きろ!生きろ!”と弾き叫ぶ!

未だに、ガキの頃を思い返すと悔しくて涙が出る
便所にひとりで行くのが恐くてネショベン垂れた
親戚は冷たかった
毎日夕方、バスの停留所でずっと待った
誰でもいい、誰かが俺を迎えに来てくれる事を
親父よ、お袋よ、なぜだ?
どこからか流れてくるステレオの音
泣きながらその音を聴いてると、優しい気持ちになれた
いつからか、俺は大人と言う、つまらん時代を迎えた
そして10年前、中学時代の仲間が犯した殺人事件
俺は手探りで旅に出る
歌いながら、同じ様な目をした少年の所へ
その切っ掛けが与えてくれた答えを見つけるまで
走り続けるしかない

最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
ブログ内検索
RSSフィード
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。